土, 06 7月 2019 00:00

鶺鴒壱号と弐号

 
            【 鶺鴒壱号と弐号 】
 
ウチの車庫の周りで、セキレイがうろつくようになりました。。
セキレイは漢字で書くと「鶺鴒」です。難しい字ですねえ。
 
よく見ると、2羽います。中央手前と奥。
あっ、こいつらは克〇君とこの『鶺鴒壱号♂と鶺鴒弐号♀』ではないか!
なんだか、暴走族みたいな名前ですねえ。
 
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セキレイが話しかけてきました。
鶺鴒壱号 「Mさん、こんにちは。しばらくかくまってください」
 私     「どうしたの?」
鶺鴒壱号 「克〇君がイジメるのです。」
 私     「んじゃ、好きなだけいなさい」 
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鶺鴒壱号 「ありがとう! 嬉しいな バサバサバサ・・・」
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鶺鴒壱号 「このご恩は一生忘れません。そのうちお礼をします」
 私     「あまり気を使わなくてもいいけど・・・
       できたら、商品券とかクオカードとか、分かりやすいのがいいな。
       開けると煙が出てくる玉手箱とか、大きい箱と小さい箱のどちらが
       いいですか?なんて面倒なのはいやだ。」
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鶺鴒壱号 「あっ、紹介が遅れてすみません。こちらが妻の鶺鴒弐号です」
鶺鴒弐号 「いつも主人がお世話になっております」
 私     「こちらこそ。奥さんの方が地味なんですね」
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それからというもの、2羽が頻繁に車庫に出入りするようになりました。
ウロチョロするので車の出し入れがやりにくい!
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そしてある日、車庫の棚を見たら・・・あっ! 子どもをつくった!
(散文的ですいません)
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子どもは、覗き込むたびに、どんどん大きくなっていました。
そういえば、この巣は私の道具(ムシロと網)をうまく利用しています。
一方、巣の本体は、ゴミをテキトーに集めただけのいい加減なものでした。
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そのうち子どもは巣から出るようになり、この写真を撮った日にいなくなりました。
南の国に飛び立ったのかな?と思ったら、実は全員我が家の敷地内で暮らして
いました。
子どもに、エサを捕まえる練習などさせているようです。
ちなみに、お礼の品はまだもらっていません。
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Mさん投稿ありがとうございます