押山城について
押山城の全景イメージ(Iさん作成)
名倉川に架かる「宮古橋」から東にある城ヶ峯(標高約530メートル)の山頂を中心に築かれていた山城である。
名倉川からの比高は約200メートル前後ある。
・築城
山田景隆(川手山田氏12代)により、弘治2年(1556年)~3年ごろに築城されたと思われる。
城として使用する以前は、東の郭を盗賊等へ対応する避難場所として使用していたと思われ、築城時に主郭を追加している。
・城主
不明。(片桐氏の可能性がある)領主や城主は、地名や多い名字の可能性がある。
押山には「川手町 川手良則(井伊家筆頭家老)」のように地名の名字はなく、片桐家が多い。
片桐家は古い歴史を持つ家(現在17代。築城時期の460年と合致するか)があり、城主の可能性がある。
また、その歴史がある片桐家は押山城の近くにある。
〇南方面から押山城を望む
〇北方面から押山城を望む